スポーツをやる人の腰痛治療とストレッチ

スポーツ選手とかにも結構腰痛の人って多いですよね。腰の痛みはスポーツ選手もそうですが、一般の人もかなり悩んでいる人がおおいのでしっかりとした治療とストレッチが大事になってきます。
スポーツ選手の腰痛の主な原因としてあげることができるのが、特定の動作や反復練習による疲労の蓄積になります。
さらに誤った動作や筋力のトレーニングよるものもあります。そのためしっかりと正しいトレーニングをすることが腰痛を回避するポイントになってきます。
スポーツによる腰痛を防ぐためには
スポーツをやっている人にとっては筋肉疲労はあたりまえにあることですが、疲労した筋肉は徐々に緊張を高めて股関節や脊柱の柔軟性を失わせてしまいます。
さらに足関節などの関節可動域も減少してしまうので、スポーツのやっている際の姿勢や動作にも影響を与えてしまい、さらに腰への負担が大きくなってしまいます。
実際にスポーツによる偏った動作による腰の痛みはよくあります。またこういったスポーツによる腰の痛みは選手だけでなく、よく体を動かす子供の腰痛の原因にもなっています。
このような腰への負担を軽くするためには、疲労の蓄積を和らげる必要があります。まずは練習前後のストレッチや入浴、適度な筋力トレーニングなどを行うようにすることが大事になります。
また特定の場所に負担がかからないように、合理的なスポーツ動作を習得することも大事になってきます。
筋力をつけるようにする
体幹の筋力をつけるために腹筋や背筋、骨盤を安定させる外腹斜筋強化のストレッチなどをするようにするといいです。
他にも股関節の筋力の強化をするようなストレッチを行うようにすると効果的です。
筋力の柔軟性を高める
股関節周囲の胸郭など、腰部に隣接する部分の柔軟性を高めることも非常に大事になってきます。この部分の柔軟性を高めることで、腰への負担を軽くすることができます。
特に大事なのは、足関節背屈可動域の制限になります。スポーツでの動作と構えの姿勢で重要な下腿前傾を制限してしまって腰痛の原因になります。
間違ったスポーツ動作と筋力トレーニングによる腰痛
スポーツの動作による腰の痛みでよくあるのが腹筋による骨盤コントロールの不良や股関節や胸郭の運動域の低下にあります。
また意外と間違ったトレーニングよって腰を痛めることも多いので注意が必要です。
注意が必要なのはスクワットやデッドリフトなどの体幹を前傾させるようなトレーニングになります。こういったトレーニングは仙腸関節が不安定な人の場合だと逆効果になります。
そのためトレーニングをする際には安全性はもちろんですが、自分の体の特性を加味したメニューを組むようにすることが大事になってきます。