腰痛改善のための正しい歩き方と歩行姿勢

歩くことは普通に生活する上で、毎日行うことなので、歩く姿勢を意識するだけでも予防や改善に大きな効果があります。
ただ実際今の現代人は歩く姿勢が悪い方が結構多いです。
では最近ではどのような姿勢の悪い歩き方が多いのでしょうか?また正しい歩行姿勢とはどのようなものなのでしょうか?
最近目立つのはスマホを見ながら歩いている人ですね。
スマホを持っているので腕を振ることもできず、下を向いていることで背中が曲がりやすくなります。
あとは靴のサイズが合ってない方です。
靴のサイズが大きい場合だと、歩きにくく、足を引きずる感じで歩いてしまいます。
また逆にサイズが小さいと、かかと荷重になるだけでなく、外反母趾や内反小趾になる可能性があります。
あと多いのが、バッグを掛ける肩や荷物を持つ手が常に決まっている人は体の左右のバランスが乱れやすくなります。
できるだけ荷物を持つ側が偏らないように、左右均等に負荷がかかるようにするといいと思います。
正しい歩行姿勢について
上記のように歩行の際の悪い姿勢は探せば結構あります。
立った姿勢で起こる腰痛は、横や後から見た背骨のカーブに異常をきたしており、腰部の筋肉に負担をかけた結果起こることが多いです。
人が立っているときには体の重心が脚関節の真上よりもやや前方に置かれます。
そのため体は自然と前傾しようとします。
これを防ぐために、ふくらはぎのヒラメ筋や背骨は持続的に緊張しています。
つまりは一見静止しているようでも体は常に揺れていて、その揺れに対してこられの筋肉が反応し、緊張して姿勢を戻そうとしているわけです。
体の前傾姿勢の場合には2つの場合があります。
腹筋が緊張していると骨盤が前方に移動するのことに対して大腿後面のハムストリングがバランスをとるような姿勢を示します。
腹筋が緊張してないときで、骨盤が前方に移動しようとする動きに対してふくらはぎと背骨がおもに反応している状態になります。
具体的には台所仕事のように腕を動かす作業では、常に重心のバランスが変化しているので、姿勢の調整が頻繁に行われて、腰痛を招きやすくなります。
あなたも思い当たる節があるのではないでしょうか。
そのためにもしっかりと正しい歩行姿勢を身に付けるようにしましょう。
正しく歩くためには、頭の位置と仙骨のバランスが取れた姿勢を保つ必要があります。
軽くアゴを引き、腰が反りすぎないように気をつけて、腕をしっかりと振って歩くようにしましょう。
脚を踏み出す際にはしっかりとつま先を進行方向に向けて、踏み込んだ足にしっかりと体重をかけることが大切です。
- 頭の位置と仙骨のバランスを保つ
- かかとから着地して体重を乗せる
- つま先をまっすぐ前に向けて歩く
- 最後につま先が地面から離れる
- 腕を大きく振る
- 一直線上を歩くイメージ
上記を見ると結構ポイントが多いので、慣れるまでに時間がかかるかもしれませんが、一度体に覚えさせれば、腰の痛みに関しては非常に効果的なので是非参考にしてください。
また正しい歩き方をすると見た目にもいいので、お試しください。